<わたし>から、見えないものは2つある。視界の外のものと、<わたし>自身だ。
物理だけじゃなく、心理にとっても同じだ。自分自身という見えにくい存在。そんな<わたし>をどうやって知るか。
僕が行った方法は2つある。
1つめ。性格診断ツールを使う。
このサイトがおすすめだ。人のタイプを16個に分類してくれているので、自分がどういう人間なのかがよくわかる。(https://www.16personalities.com)
だが実際、1つめの方法はどうでもいい。いや、実際役には立つのだが、多くの人にとって、「自分がどういう人間か」を知ること以上に大事なことがある。それは「自分が、他人からどう思われているか」だ。いわゆる世間体ってやつ。
よくもわるくも、人は社会的ないきものだ。フィジカル弱者のホモ・サピエンスが、なぜ、地球を制圧できたか。答えは、「空想を共有できたから」だ。同じ神話を共有したり、同じルールを共有したりすることで人々はコミュニティを築くことができた。このように僕たちが周囲の評価を気にして暮らすのは、ある種の必然ともいえる。
さて、そんな僕たちが、他人の目を介した<わたし>を知る方法。それが2つめだ。
友達に、<わたし>の性格診断をさせよう。「<わたし>だったら、どう答えると思う?」と尋ねてスマホを渡そう。僕の場合、さっきの性格診断を使っている。友達に任せたきり、何も答えずにただニコニコして経過を見守っているのだが、なかなかおもしろい。己の持っている自己イメージと、友達から見た<わたし>の像との差を簡単に比べることができる。
そして実際に数人の友達に診断してもらったのだが、自己イメージと他人からの印象は、だいたい一致している。具体的にいうと、7~9割くらいは答えが同じになる。(逆に答えのズレが大きい人は、キャラごとの”ズレ”が大きいのかもしれない。)
だけど、もちろん違うところもある。例えば、僕は「内面的」だと思っていたが、友達に診断を任せたところ、「外交的」と思われていた。意外。「僕って、こう思われているんだ~」、と自分を見つめなおすきっかけになるのではないだろうか。
(ちなみに、僕の性格診断の結果は、「論理学者」(自分視点)と「討論者」(友達視点)だった)
さて、今回は短い記事だったが、「人からの評価を知りたい!!」と思った人には役立つ内容だったかと思う。まだ4月、新学期で印象が固定化されてない今が改善のチャンスだ。
今ならまだペルソナをかぶりなおせる!!
仮面生活、一緒にがんばりましょう。ではでは、グッド・バイ。
コメント 感想をください!