日本語って難しいですよね。
というのも私、今日友達と話しているときに言葉の間違った使い方をしてしまい、大恥をかきました。
いや~恥ずかしい。
ということで、読者の皆様には同じ轍を踏まないでほしいため、私が知る限りの誤用しやすい熟語を集めてみました!
かなり難しいので用心してね~
問題!!
では早速、問題。
それぞれの言葉の意味を思い浮かべてください。
- 徐に(おもむろに)
- 姑息
- 流れに棹さす
- 恣意的
- 確信犯
(ちなみに私が間違って使ったことのある単語も3個程混ざっています
答え
徐に(おもむろに)⇒ゆっくりと
よく間違えられるのが、「唐突に」「突然」といった使い方。すべて間違いです。
「徐」の字は「徐々に」や「徐行」といった使い方がされているように、もとの漢字の意味にゆっくりというものが含まれています。
小説でさえも誤用していることがあるので、かなり間違えやすい部類だと言えます。
姑息(こそく)⇒その場逃れ
姑息はよく「卑怯」と同義で用いられがちですが、実はあれ、誤用です。
姑息の元の意味は「しばらくの間息をつくこと(少し休むこと)」であり、そこから転じて「一時の間に合わせ」「その場逃れ」といった意味になりました。
流れに掉さす(ながれにさおさす)⇒物事が思い通りに進むこと
「流れに逆らう」という使い方は間違いです。
舟がまだ生活に身近だった頃、水底に長い棹(=棒)を突いて、舟を推し進めていました。これが転じて「流れに乗る」「物事が思い通りに進む」といった意味になりました。
。※昔政治家がこの言葉を間違えて使い、炎上しました
恣意的(しいてき)⇒自分勝手でわがままな様
「わざと手を加えること」という使い方は間違いです。
そんな状況を表す言葉は「作為的」であり、「恣意的」を充てるのは間違いです。
「恣」は「ほしいまま」という意味であり、ここから「恣意的」は「物事を意のほしいままにすること」つまり「自分勝手」という意味が成り立つと考えられます。
確信犯(かくしんはん)⇒政治的、宗教的正義に基づいた犯行をすること
「悪いことをしていることを知っていながらも罪を犯すこと」という使い方は誤りです。
上に書いたように、「自らの正義」を「確信」して罪を犯すからこそ「確信犯」なんです。
どうでしたか?なかなか難しかったと思います。
いくつかは日常あまり馴染みのない言葉だったかもしれません。
ちなみに私が誤用していた言葉は「確信犯」と「姑息」の2つです。
つまり4問以上正解した方は、確実に私より賢いです(笑)
まとめ
難しいですよね、日本語。
でももし今日間違えたとしても、今意味を覚えれば明日からは同じです。
私も少しずつ漢字や熟語を覚えて、精進していこうと思いました。
今後も追加するべき熟語があれば、どんどん追加していきます。
こんな感じでいつも役に立つ知識や読んだ本から得たことを紹介しています。
ぜひ他の記事も見てみてください!!
追記:世論調査からさらに3問
文科省が毎年行っている、国語に関する世論調査より追加で4問載っけときます!
本家様サイト(2023)
- 涼しい顔をする (誤答率:23%)
- 情けは人のためならず (誤答率:48%)
- 雨模様 (誤答率:49%)
- 号泣 (誤答率:42%)
※この下に答えがあります。
答え
涼しい顔をする ⇒大変な状況でも平気そうにする
「素知らぬフリをする」は間違い
情けは人の為ならず ⇒人を助けることは結局自分のためになる
「人に情けをかける(助ける)ことは結局、その人のためにならない」は間違い
雨模様 ⇒雨が降りそうな様子
「雨が降ったりやんだりしている様子」は誤り
号泣 ⇒大声をあげてなくこと
「激しく泣くこと」は誤り
号泣なんかは意味も近いので間違いやすいですね。
コメント 感想をください!
これも興味深い!
私が、最近誤用して使っていた言葉は
「敷居が高い」です。
誤用… 高級すぎたり、上品すぎたりして、入りにくい
本来の意味… 相手に不義理などをしてしまい、行きにくい
これ、結構間違って使っている人が多いらしいですね汗
自分は、最近まで恥ずかしながらその言葉自体知りませんでした…(無知)
次回も楽しみにしてます♩
これは知ってました!
実は漢字と慣用句は少し得意なんですよね…ふふ